剣道の袴の話、、、まだまだ勉強中につき:ヲタクっぷり[18]

5本のひだというものの、中にもう1本、、、
5本のひだというものの、中にもう1本、、、

えと、日本文化についても、袴についても、まだまだ不勉強につき、私の知っていることと感じていることをメモ程度に綴っておこうと思います。

とにかく、袴を調べると大変なんです、、、
結び方をとりあげても、、、一文字、十文字、結び切り、蝶結び。
種類のことでも、、、馬乗袴、行灯袴、仕舞袴、舞袴、軽杉(かるさん)、襲の袴、女袴、指貫(さしぬき)、表袴(うえのはかま)、緋袴(ひのはかま)、捻襠袴(ねじまちはかま)、裁付(たっつけ)、長袴(ながばかま)、軍袴(ぐんこ)、短袴(たんこ)。
もう、なにがなんだか。

でもこういうことを言うとNGと思われる方もいるかもしれませんが、やはり剣道は男文化なんだと思います。
剣道で使っている袴は「男袴」といえましょう。
ご意見はもろもろあるとおもいますが、、、男らしさや女らしさは、あってしかるべきなのかもしれませんm(__)m

ちなみに、、、「男袴・女袴」というような表記だと、一般的には、馬乗袴(キュロットタイプ、中仕切りがある) = 男袴、行灯袴 (スカートタイプ)= 女袴、といわれています。
厳密には、新郎とか力士は行灯袴だし、弓引きは女性でも馬乗袴をはいていますので、、、大枠ということです。
見た目からさらに、その違いを取り上げると以下のようなになります。

・腰板:<男>ある、<女>ない
・後腰あきの始末:<男>投げ、<女>笹ひだ
・後ろのひだ:<男>1本、<女>3本
・後紐の太さ:<男>前紐と同じ、<女>前紐の倍くらい

後ろのひだが3本は女性の体型に合うようになったものと言われていますが、、、最近の卒業式などをみると、1本のものもありますね。
体型が変わったのか、商売的な手抜きなのか、、、

それはさておき、、、
剣道では剣道の袴のひだにいろいろと、意味付けをしています。

前にある5本のひだは、「五倫(君臣の義、父子の親、夫婦の別、長幼の序、朋友の信)」「五常(仁義礼智信)」を諭したものだと。
個人的には、これはたたんだ時のもので左右から3本のひだが重なりあって1本は隠れているのです(冒頭の写真)。
この1本、計6本となる場合はどう説明するんですかねぇ、、、説明がみつかりませんorz

また、うしろのひだについては、、、
2本と見立てた場合には、「忠・孝」「天・地」「陰・陽」を表しているとありますし、これが重なって1本と見立てるとした場合には、「二心ない・裏表のない真直ぐな心」を表すとあります。

こういう2本と1本の説明があるので、ますます、前のひだについては5本という説明しかないことが不思議であり、前の隠れた1本のひだの意味が気になって仕方ありません。

あまり深く考えなければ、当然左右対称に近い形で作ってあるだけではないかと思っています。
後付けの話しの無理なんではないかと、、、(ひねくれ者ゆえおゆるしください、剣道のこういう意味をもたせるのはけっしてわるいことではないと思っています)。

まず、生地についてですが、単位面積あたりの糸の織り込みの本数だったと思います、、、10,000番とかいう表記は。
つまり、シッカリした生地のほうが番手が大きくなりますが、重く、厚くなります。
一方、番手の低いものは、軽いですが、生地が弱く、ひだがなくなるというようなクシャクシャな袴になりやすいです。
また、木綿生地としての詰まり(縮み)も大きいため、ジャストサイズを探すのもムズカシイと言えますね。

しかしながら、ひだのなくならないようにたたむのは面倒だし、藍染の扱いも面倒なのに、テトロンより綿袴が重宝されています。
まぁ、汗を吸ってもらわないと、道具が汗が多くつくことによる悪影響があったり、足元や床がびしょびしょになることで自分に危険性がかえってきたりということもあるのでしょうね。
いや、やはり、単にブランド志向というようなものもあるでしょうね・・・剣道具でいう「手刺」信仰みたいなね。

また、構造というか、形状としての工夫には、、、以下のようなものもあります(もっとありますが)。
◯後ろを長く作っている袴
◯前の腹に当たる部分にラウンドのカーブを作っている袴

剣道では袴を前下り後ろ上がりで履くよう指導されます。
後ろが長いとこのことが無理じゃないかと思ってしまいますが、そうでもありません。
また、前をラウンドさせたものは非常に履きやすいですね。
※今回は、なぜそのように履かなくてはならないのかとか、どうしてそうなるのかはパスしますm(__)m

さらには、袴のひだを深くすればひだが開きません。
しかし、生地を多く使うことにより重くなります。

とくに、後ろのひだに関しては最近では深く折込をいれることで割れにくいことを求めているものがあります。
たぶん、割れないほうがキレイというイメージが強くあるのでしょう。
かくいう私もこのタイプのものを使っていますが、個人的には馬乗袴ですから割れるほうが本来の機能性があると思っていますし、こちらのほうが好きなんです。
いいオシリの形をしていて、キレイに袴の後ろがわれていると、カッコいいなんておもったりします、あはは。

でも、わたしがこのタイプでも袴を選ぶのは、生地でどうしても好きなモノがありまして、、、以下参照。
両立できるといいんですが、、、なかなか。

> 拙ぶろぐ : 古人の知恵「剣道具材料編」:ヲタクっぷり[2]

> 拙ぶろぐ : 道着・道衣の話:ヲタクっぷり[15]

そして、袴をたたむといつも思うことがあります。

IMG_1039

左右の端の縫い合わせの処理がいい加減だということです(写真参照:これは私が修正したもの、わかりにくいかもしれませんが)。
つまり、縫い目に沿ってきっちりと折る、たたまれていないということです。
ここをきっちりと折っていくと、外側のひだはそれぞれ折りなおすことになるんです。
いままで、ここをきっちり作ってくれた袴は数えるほどしかありません。
袴メーカーの盲点かもしれません。

ここをきっちりしていると、袴をたたんでもかさばらなくていいんですよね、、、完全ヲタクの自己満足ですけどね(笑)

ちなみに、袴をたたむ時、中仕切りの部分は腰板を顎ではさみつつたたもうとすると右にまず折ります。
こういうことから、袴は左足から履くようにできています。
左足から履くのは、諸説いろいろとありますが、構造上こういうものなのです。

・・・結婚式で着付けのおばさんと喧嘩したのは私です。
右足出せというから、袴は左足から履くものだと、足は出さずにやり合いました(笑)
チーフみたいなお方が出てきて、私が正しいということで丸く収まりました、、、
この人出てこなかったらどうなったことやら(汗)

この時の袴は行灯袴だから、右も左もないのかもしれません。
女性の着物は左右は男と逆だし、、、
以前左右のことも以下に書きましたが、どうでもいいことなのかもしれません。

> 拙ぶろぐ  :  右なのか?左なのか?:剣道の所作事に思う…

さて、剣道も柔道も、男性だけの時代から女性も取り込み、拡充してきていますし、大会も多くなってきています。
最近、各種大会での配信などのお手伝いをすることがおおくなり、女性大会にも行くようになりました。
剣道が日本文化として云々というのであれば、女性は女性の伝統的な格好で日本剣道形もうつようにならないかなぁというのも個人的な思いです、、、やはり、紋付袴を女性が着ているのにはやや違和感を感じております。
※前述しましたが、、、このことについては所論あると思います、スミマセンm(__)m

いや、女性の伝統的な日本のコスチュームでは刀は帯刀しないなぁ、、、うーん、ムズカシイぞ、袴のことは。

今回はここまでです。
もっと勉強しますね。
袴は単なる道具ではなく、日本文化そのものっぽくて、私の浅い知識ではここまでしか触れられません。

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