先般の仕事の状況(特等席です)
先般の仕事の状況(特等席です)

「タギング」、、、何を言っているか、わかるひとはわかるが、わからんひとはわからんでしょうね。
実はスポーツ界では有名なソフトウェアである「Dartfish」というものを、自分の勉強をかねて使ってみました。

> ダートフィッシュ・ジャパンHPhttp://www.dartfish.co.jp/
> ソフトの概要はこっちがわかりやすいかもhttp://www.gsport.co.jp/p_l_dartfish.html

その「タギング」という機能を、今回はスポーツのコーチングや指導、研究の場面ではなく、ここ1年使ってもらっている剣道界のソーシャルメディアを使っての大会の試合映像配信に利用してみたんです。

ここ数年、非常に評判の高い剣道界のSNSの利用。
昨年の名古屋のとある大会でUstを始め、ごく僅かな人員でやってるんです(私のかかるのはたいしたことありませんが)。
twitter、ブログ、Frickr、、、そしてはYouTubeに試合映像だけでなく、ハイスピードカメラの映像、有効打突のダイジェスト、、、さらにはFacebookページ、、、また、いい放送にしようとテロップを凝ってみたり、、、やり過ぎです、、、いやよくやるもんです(笑)

で、仕事の担当分に、ダイジェストを作るのを昨秋の日本一をきめる大会から自分で増やしてしまったのですが、それなら、うちの会社にある上記のソフトを使ってみようと。

ただ、今回はこの配信の話がメインではなく、、、某超一流選手の思い出話。


わたくし、、、いろいろなことというか、新しいもの好きで、まわりの方々にも恵まれ、様々なトライをさせていただいています。
周囲の方々、いただけるチャンスに感謝しつつ、いろいろとあったことを、こうやって書いていくっていいなぁと、ブログ1年生ながらに思っています。

さて、冒頭の「Dartfish」というソフトウェアの「タギング」というのはなにかというと。
映像をPCで録画しながら、予めソフト上に作っておいたイベントボタンをPC上でクリックすると(今回、剣道では有効打突をイベントとしました)、そこのイベントの前後の設定した時間の映像が自動的に切り出すことのできるような仕組みなのです。
要するに、試合のタイムラインに、あとで自分の見たいシーンを取り出すための「タグ」を付けていくことです。
そう、今回のトライは、そのイベントで切り出した映像をつなぎあわせたら、有効打突集が簡単に作れるんじゃないかと。

昨秋の大会まで、mpegカメラのSDのデータを試合を見ながら、切り取りしていたんですけど、大変でした。

とはいっても未熟ゆえ、勉強の時間のかかるのと(データの変換など、まだまだいいものは作れませんでした)、、、そしてなにより、ソフトウェアの費用(約90万円也)をかんがえると、、、どうなんでしょうね。

さてさて、、、
今回の本題は、この「タギング」ということを勉強していて、ふと思い出したのです。

それは、数年前、とある代表チームのサポートをさせていただいた時期があります。
そう、あの剣道界の情報戦略の話です(一番最初のぶろぐの自己紹介にもちょっとだけ出しましたね)。
iPod touchをつかって、、、、って、NHKでも紹介されたヤツです、、、その仕掛け人だったりします、わたくし。

孫子「兵法」、「彼れを知り己を知れば、百戦して・・・」話でありませんが、、、
その当時、試合映像を対戦相手になりうる各国選手の情報と、合宿時などの試合練習の自己のチェックのための情報を、即時に、そしていつでも携帯して、選手が見ることのできるようなサポートをしたのです。

そのときの合宿中に、ひたすら試合練習の映像整理をしつつ、フィードバックの準備をしていたのですが。
そのキャプテン、、、情熱大陸なんかにも特集されちゃったお方、、、(こっそりと以下)

> 毎日放送「情熱大陸」HPhttp://www.mbs.jp/jounetsu/2009/10_04.shtml
(このページの彼の言葉も魅力ありますね・・・)

稽古終了後、すぐに来て、彼は、、、、、わたし達の努力をよそに(?)、、、、、(以下)

彼:「〇〇とやった試合の、△分△△秒くらいの、☆技の対応したところの映像を見せてください」
私:「はいよ、(PC上で見せて)これでいい??」
彼:「ありがとうございました」
私:「映像いれとくよ、、、」
彼:「いりませんよ」
私:「なんで???」
彼:「ここ以外は思い通りに動けていましたから、チェックする必要はありません。見たいところは、もう見させてもらったので分かりましたし。」
私:「・・・・・・」

これはですね、、、、、ガッカリではないんです、本当に関心したんです。

自分自身でも拙い選手をしていますが、いろいろなことを記憶しつつプレイをしているつもりです。
こういう積み重ねが、経験値となり、経験則が高まり、競技力になっていくと思っています。

この日だけで、たくさんの試合をしている中で、どの試合の何分くらいのどういう場面を、明確に彼の中では「タギング」しているんです!!!

また、その時の試合練習は格下(試合をするときに格なんて関係ないのですが)を相手にしているとはいえ、その他のプレイはイメージ通り動けているということ。
そして、ズレは一回の映像で見極めるということ。
つまりは、自分の主観的なイメージと、客観的に現れる運動表象が、ほとんどズレのない状況で、稽古を積んでいっているヤカラなんだと。
相手のことばかりでなく、自分にも繊細で緻密な観察能力をもっているんだなと。

そう、機械やソフトウェアがいらないくらい緻密・・・

素直に、「カッコイイなぁ」と感心していたんです。

正直、この時期の彼には、本当に神がかり的なオーラを感じていましたし、実際ブラジルでもこの上ない成績をもって帰ってきてくれました。

こういう成績がサポートする側としては、本当にうれしいお土産なんです。
こうやって、年配の先生、若い後輩、選手などなど、いろいろ私自身、勉強させていただけることに、ホント感謝しています。

ということを、「タギング」なるものを勉強して、思い出したまで。
またまた、別に、だから、、、って話なのですが、、、、、、

そして、今回の仕事の一環は、、、以下を見てくださいね。
> KENDO HEADLINEhttp://www.kendo.or.jp/social/

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3 のコメント

  1. 大阪でやった剣道の大会を観に行った時に、生でT本選手を見ました!
    私は素人なのにオーラを感じました。
    その上、私でも分かるくらいの鮮やかな勝ち方をしてくれました!
    メチャクチャカッコ良かったです。
    今回も楽しい話をありがとうございます!

    組長
  2. 一流の選手というものはすごいですね。
    思い通りに動けたのかそうでないのかということすらなかなか判断できないのに…
    しかし、試合で結果をだすためにはそういう訓練が大切だということもわかりました。勝つか負けるかはフィフティフィフティなんて言っている間は絶対に一流にはなれないのですね。

    キヨちゃん
  3. 神の世界ですね。。。そんなことができる人がいるなんて。自分の観察+振り返りが毎回自然に精密にできて、ひとつひとつの立会いごとに進化していらっしゃるのでしょうね。
    自分はまずは稽古ノートをつけて毎回思い出す訓練を積むあたりからかな~と思います。いつも無我夢中でわけがわからなくなってしまうので!

    kaba

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