剣道家をめざすセンセのぶろぐ。

「師弟同行」教うるは学ぶの半ばなり、、、どちらもまだまだです。

2011年 雑記

前向きに……。

近所のスーパー缶詰売り場
近所のスーパー缶詰売り場

東日本大震災から丸10日経ちました。
東京での買い占めとかガソリンの行列などなど。
こういう時は前向きにいたいものだよなぁ、、、と。

私自身、若さゆえの間違った(いや、なかなか素晴らしいかも?)前向きな行動・言動をいままで、真剣にして、生きていたことがあります。
(剣道を介してでしか表現できません、ホント拙い投稿で申し訳ありません)

たとえば、、、、、、。

若かりし頃、世界大会で入賞されたスゴい先生と、入賞の直後に試合で対戦。
後輩たちから大丈夫かと心配され「負けたことないから大丈夫だ」と一本一本で引き分け。
「さすがですね」という後輩に、「ヤッたことないからね」と。
試合したことなければ、勝ち負け以前です・・・

おんなじように思って、奉行所からこちらの世界に来た先輩先生にも勝って代表権とったこともあるなぁ(笑)

まぁ、こんなことがたくさんあったんです。
いまはそんなに単純ではなく、この時の自分を羨ましくも思います。


さてさて、、、。
東日本大震災の影響をうけ、首都圏では入構禁止となるガッコが多く、3月いっぱいほぼデシ仕込みも機能していない状況です、、、そうセンセとしてのウデを発揮できないのです(たいしたウデではありませんが)。
卒業式すら流れたり・・・(一方では、震災の地ではやっているというのに)。
まぁ、どうとでも対応するョ!ってハラは日々座ってきましたが。

危機管理というのではあれば、、、義務教育ならまだしも、それ以外ではどうか、大学ということをかんがえると、大人の教育機関としてどうかと思っています(平素思ってたりも…)。
ぜひ、仲間で集まる、身体を動かす場を与えてやって欲しいものです。
こういう心身の健康管理は、二の次になってしまうのでしょうかね・・・普段はうるさいんですけどね。

しかし、決められたことは決められてしまったので、今後、どうやって前向きに考えていくかが重要なことになってくると思っています。

出来るところでは、しっかりと経済を回してあげれば、回り回って震災地へのサポートになるでしょう。
そう、スポーツも自粛ばかりでもなく、やらないと日本の停滞にもなるでしょう。
剣道をみてみると、日本の剣道は関東の大学だけでなく、関東の警察機動隊にとって有事であり稽古は出来ていないとか。
そういうときでもやれるところでやって欲しいものです、、、今後に向け、元気でありつづける日本のために。

震災地岩手の後輩からの連絡では、震災地でも道場で出来る子供たちは稽古はガンバって続けているとか。
すごいものです、卒業式の件も含めて、首都圏見習わないといけないかもしれません。

また、各種大会・イベントも中止が多くされています。
前回のぶろぐに書いてて、こんなこというのは無責任と言われるかもしれませんが、、、決して「やるな」と言っているわけではないんです、もう少し検討してもらいたかったなぁというのが率直なところです。
(コメントにも自分で野球の方に対しての意見を書いています)

全般的に剣道の対応は、状況とかをみての後出しジャンケン的な、春からの予定先にありき的な、前向きでない検討に思えてならないのです。
春からちゃんと今までどおりの暦で回らないかもしれないのに。
後出しジャンケンするなら、待とうよ、、、待つのも教育かなと思っています。

今朝も、とある県から出場の決まっていたとある指導者(仲の良い同級生)から、、、せつせつと、どうなのよって電話。
そりゃそうだよね、、、われわれの活動、、、経済的な活動ではないし、数値目標も明確でない中で、全てではないけど、ひとつの指標だったりするしね、デシの頑張りって。
また、「拙ぶろぐ:やった、3年連続全日本大会出場権獲得:「勝利至上主義」もいいんじゃない 」でも書いたとおり、こういうステージを味わえるかことが、生徒や学生、デシへのかけがいのないもになることは間違いないし。
師弟同行、、、こうやってどっちも成長していけるものだしね。

ところで、福島のとある市の機能が埼玉某所に移転したそうですね。
県とかの縦割り的な行政を度外視しての対応、、、こういうのを剣道界でして欲しかったなと。

つまりは、、、5月の京都大会、このときに武道センターは朝稽古の後、審査がすべて終えると、数日はアップ会場的な役割しかしてません(各団体の稽古会などが行われてますが…)。
つまり、ここで全剣連が高体連をうけいれるとか、各種大会を受け入れてやるのも面白いかと思っているんです。
すべての先生方も揃っていますし、、、一つの例ですけどね。

または、、、インターハイと同時するとか、1日目選抜、2日目インターハイとか、、、完全外野の妄想です、スミマセンm(__)m

こうなると、、、大変なのはわかっていますが、高校生等の人生一度しかなかったかもしれない大会が開催できる、その教育性も発揮できる可能性が出てきます。
やり方、短縮するなど各主催者が考えればいいし、場の提供などで他組織、他地域がそういう大きな懐をしめしてもいいかと。
また、それぞれの実行組織の損得や政治的なこともありましょうが、そんなことは度外視でしてもらいたいですね。

もし京都になったら、、、若年層から高齢者まで、本当に剣道界の各種年代層の、聖地京都での融合にもなると思いますし、やる価値はあるんではないかと思います。
そう、いろいろと手はあるんではないかと。
前向きに捉えれば、縦割りで硬直していた競技団体や集団がまとまれる機会かもしれないんです、、、あんまり政治的なことはわかっていませんけどね。

そして学校教育の世界では、早稲田大学が5月からの始業を発表しました。
対応が早いです。
これこそ、文科省が音頭をとってくれれば、他の競技団体も対応しやすいものと思います。
なんか今のままだと、今後もいろいろなイベントは後手後手、後出しジャンケン的に安直な中止が多くなるような気がしてなりません。
やるために使う精力は大変でしょう、、、

しかし、「有事あり」ってときに「usually」っていられたらいいなぁと。

本当に自分が無力なことを実感している私です。
こういう無力を自覚するのも大事かもしれません、、、

私にできることといえば、いま自分のできることをすることと、どこかに義援金をするくらいなのか・・・。
しかし、大組織の剣道界のための剣道界の義援金もやや悩んでいます。
(これはとある方からの、ご指摘により勉強させていただきました。)

義援金、、、これは剣道とかいう枠でなく活かしてもらいたいとも思いますし。
スポーツで云々という気もあまりありません。

あ〜〜〜〜、とにかく、前向きに行かなければならないでしょう、、、って一番なれてないのがわたしかもしれません。
こんな悶々とこのようなつまらないことを考えている自分だったりします、、、本当にスミマセン。

なんのまとまりもない、駄文、感想文以下の話、、、ブログまでグチっぽくなってきた。
近々、飲みに行くかな、パーッと???

最後に、わが崇拝する柔道の先輩の昔のEpisode!!!

先輩:「最近ハラ出てきたなぁ、、、ウェイトして大胸筋でも出すかぁ」
わたし:「・・・」

そんなにウェイトしたらハラも凹みます、、、しかし、減らすとかマイナスの思考がないことがステキなんです。
こんなになりたいですwww

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2 コメント

  1. クミチョ、毎回どうも。
    こうは言うもののわたしもわかりません。

    復旧とかでなく、、、旧よりもよく、復すではなく、、、(なにいってんのか???)
    あらたもの構築するくらいの感覚があったほうが、よかったなぁということを思いながら、今回は書いていました。
    より良くなれんじゃないかなぁと。

    こっちもゴメン、だから何なのよってレスで(汗)

  2. 昨日、実家が仙台で被災した学生が「話聞いて下さい」
    と相談に来たので、「これは大変な相談だ」とかまえました。

    その学生さんの実家は紙一重のところで助かったとのこと・・・

    で、自分は大阪にいたし、実家もセーフだったということで、助かったはいいけど、
    他の人は大変な中でどうふるまってよいやらという葛藤が大きいようです。

    色々な立場の人がいろいろな葛藤をされているのが現在なのではないでしょうか・・・

    どの発想が前向きなんだか私にはよく分かりません。

    ちなみに、神奈川のコンビニ経営の後輩から、
    「買占め」のあり様の実態を聞きました!
    こっちも売り上げが上がったはいいけど、
    『こういうのってどうなのよ?』
    と考えさせられたとのことです・・・

    だから何なのよってコメントでスイマセン(汗)

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