剣道家をめざすセンセのぶろぐ。

「師弟同行」教うるは学ぶの半ばなり、、、どちらもまだまだです。

2015年 剣道論 雑記

剣道の試合運営も学ぶところあり!!!:ボクシング観戦をして

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ボクシングの世界戦、初見学

さて、昨年度までの本務の激務により、剣道からすこし離れていたため、春はすこし練り直しの意味をこめて、剣道人休業をしています。
「継続力也」という選択肢もあったのですが、なかなか器用には生きられません。

ぶろぐ。もご無沙汰してスミマセン。

今、剣道シーズン真っ盛りですね。
わたくしは、人生、物心ついてからはじめてのようなGWといえます、、、休み方がわかりません(笑)

そんななか、先日、近所で開催された「ケントウ」をみてきました。
はい、拳闘です、ボクシングです。

元チャンプからリング復活戦の八重樫さんや現チャンプ・タイトルマッチの三浦さん、そして五輪チャンプ後7戦目の村田さん、みなさん、とっても強かったです。

生でみる初めてのボクシングでしたし、対人競技、距離をもって戦う競技として、共通する部分もとてもあって、みてるのはとても楽しかったです。
とはいっても、後述しますが、全くボクシングのことをよくしらないことにもよくよく気づきました、、、

そして、みんなが2Rや3R、5Rでどんどん倒すものだから、、、
結果として、ちょっと見方がちがうかもしれませんが、SHOWとしての見せ方として、とても学ぶもののありました。

剣道のほうが絶対うまく出来んじゃないかな?!

だいたい、、、ホントこのスポーツ人、わたくしボクシングをしらなすぎです。

試合をみながら、気づきました。
4回戦、6回戦を前座のようにしてだんだん真打ち登場となるんです。

そして、ホント、どんどん息つく暇もなくなるくらいの間合いなどのいろいろな駆け引きが感じられるようになって面白くなります。
ただ、、、トーナメントのようにしないのに、○回戦ってなんだろうと。
でも、上位は○回戦の○の数字は多いし、、、と。

みてて、ようやく、こんなオッサンになってからようやく気づきました。
はい、「○ラウンド」する試合のことというのを、「○回戦」と言っているということを。
とっても残念な自分を感じました(笑)

失礼な言い方ですみませんが、、、ヘタな選手は、短いラウンド戦でも、持久力がない(=力の抜きどころをしらない)感じがして、長くなるとつまらなくなったりしましたし、ただただ根性ゲームのようになってきます。
上に行くと、その疲労も勘案したいろいろなことを打開策、戦術・戦略的なものとして、動作に表現しているように見えました。

プログラム:予備カードというのがあります。
プログラム:予備カードというのがあります。

さて、テレビ放映もあるし、今回は日本人選手たちがとっても強く、はやくにKO勝利するもんだから、時間調整のためにそれぞれの間に「予備カード」というものが挟まれましたし、そもそも準備されているんです。
時間ができないとされないため、あまり強くないのが強い者同士のゲームに挟まれるため、その選手に思い入れがないと、ちょっと残念なのですが、、、

これを見ていて、剣道の大会、とくに全日本選手権とかこういう方法使えばいいんじゃないって思いました。
つまり、剣道の大会はだいたい予定通りに終わりません。
しかも、早く終わることは皆無ともいえます。

ホント、運営はどうしたものかと思うこと多々です、、、全国大会なのに当日に帰れないスケジュールも多々あり、弟子たちは次の日の授業に影響があったりします。

大会中でも予定している順番を運営のために、平気で試合場の変更をします・・・まぁ、どちらに不利ということは対人競技なのでないのですけど。

それはさておき、こういうことから、もうすこし試合時間の想定を長く設定して、ゆっくりと考え、剣道として見せておくべきコンテンツをしっかりと準備しておくといいとおもったのです。
海外などでの多くのスポーツ大会はこういう休憩をたのしむために出店があったり、会話をとてもしたりしますしね。
現在、多くの大会では「日本剣道形」が公開演武として行われます。

連盟としては、「居合」、「杖道」があいまって、剣道連盟は成立していますから、これらが公開演武にあったことも一つ重要なことです。
また、こればかりではなく、試合とともに昇段によって、普及発展を遂げているわけですから、その年に最高段位になったり、最高の称号を与えられた方々の演武とかもあってもいいのかもしれません。
現在おこなわれている、「指導法」というのもおこなわれていますし、歴史探索みたいに、古流のかたがたに協力を仰ぐのもいいと思います。

そう考えるとボクシングの予備カードなんて消化試合をみせるようなことのないコンテンツを、剣道では提供できるのではないかということです。

いかがでしょうか???
こうして、全日本選手権大会などでは、競技としてだけでなく、さまざまな角度から剣道を学ぶ部分をもっと出してみると面白いんじゃないかと、考えてました。

※用意していただいておいて、できないものがあるというのがネックなんですけどね。
※できなかったものは次年度とかの優先順位を上げるとか、真剣にここらへんの調整というか、策をねらないと勝手気ままな思いつきのままなんです、スミマセン。

 

まぁ、剣道人休業といいつつ、結局剣道のことを考えている自分に気づきました(笑)

以上、久しぶりのぶろぐ。でした、、、徐々にですが、こちらも復帰です。
いろいろと字にはしてませんが、毎日、そして剣道以外からもいっぱい勉強になることがあります。

 

はい、そろそろねじ巻き直してガンバりますよぉ!!!

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