会場です、、、
会場です、、、

昨年から始まった大組織の事業なんですが、、、今年も来ました、、、

「坂の上の・・・大学」
お手伝いです。

この時期は、防御ないふきっさらしの地なので、サムいことこの上ありません。
私自身は、、、壊れました。人生3度目の肉離れ、、、そのうち2回はこの講習会、、、鬼門なのかな。

武道専門の大学生を対象としたと「スポーツ指導者」資格の剣道の専門科目の認定講習会のお手伝いなんですが、彼らが、この資格をもって、今後地域社会で剣道を広める活動をしてくれることを期待します。

さて、この資格、、、というより、この施策について剣道人として少々考えてみます。

拙ぶろぐの読者にもこの講習会でお会いされた方も多々いますので、お願いもこめて、思うままに書きたいと思います。
※あまり講習会本体では説かれていないような気もしています・・・まぁ、共通科目の範疇でもありますね。



文科省は、2000年に「スポーツ振興基本計画」を発令し、生涯スポーツとしての地域の施設の拡充、競技スポーツの向上・学校体育スポーツとの連携ということを柱に政策目標をたて、スポーツの振興を実行してきています。
なかなか整備しつくされたとは言えない現状ではありますが。

これを私の拙い認識で説明すると、、、(非常に雑で語弊のあることもあるかと思います、あしからず)

社会の現状が変化してきている、すなわちバブルがはじけ、常に右肩上がりの社会状況でなくなった中で、健康維持増進を行える社会をつくっていこうという計画です。
(競技スポーツについては高めることによって、意識付けになるなどという意味も含みます)

つまりは、企業の中でも福利厚生なども手薄く、言葉もあまり聞かなくなり、企業・実業団スポーツはどんどん手放され、サポートされないような状況になってきています。つまりは不景気なんですね。
そう、「会社は仕事をするところ、健康は各自でしっかりやりなさいよ」・・・的な状況を受けて、施策として社会が地域スポーツ化をして環境を整えようとしているわけです。

一方、学校体育でも、少子高齢化の影響をうけています。子どもが少なければ教員も少なくていいという状況もあります。スポーツでは、スポーツ自体が多様化しているのに、学校では人数をかけることもできず、適切な顧問や指導者といった教員がいないような状況が広がっているのも事実です。
こうなってくると、「学校は勉強するところ、スポーツは地域社会でね」・・・的なことになります。

つまり、ニワトリが先であっても卵が先であっても、どっちでもいいんですが、スポーツは地域でやるということに社会が動いています。

いま、学校体育・スポーツは端境期とも言えるかもしれませんし、社会に出たら徐々にではありますが運動する権利を執行できる可能性も出てきているのです。
私の世代なんかで言うと、学校スポーツにすごく恩恵を受けてます。
今の子どもや若者たちのほうが、どっちつかずで、こういう社会情勢をしらないと、あとあと、もっと大変になるのかもしれません。
※多分、学校教育から体育はなくなることはないと思います。つまりはカラダに関する知識や知恵は絶対に必要なのですから、、、ただし、スポーツの実践は、、、どうなるかわからんということです。

このように、政策として諸外国のシステムを勉強して、地域スポーツ化しようとしているのが、おおまかにはこの計画のだと思っています。
まだ、医療費のことやらなんやらあるでしょうけど・・・

そして今回のお仕事は、それに伴う指導者を育成する事業(スポーツ指導者の各競技の専門科目)であり、地域スポーツの担い手を作っているわけです。

昨今、剣道界で気になるのは、この資格の位置づけがやや曖昧なところがあるのではないだろうかという点です。
平成24年度に中学校に武道が必修化となるからとか、国体の監督要件にスポーツ指導員の資格がからむから(これの場合は遠まわしに絡んでくるかもしれませんが、ごく一部のヒトについてです)とかから、この資格の意義をうたったり、有資格者はそこに恩恵を求めたりするところがあります。

武道の必修化に関しては、学校教育のことであり、教員のする仕事です。そもそもが、武道必修化に関しては日本らしさを根付かせようとする教育の一端に盛り込もうとしていることなんだと思っています。
外部指導員として招聘する可能性はないとはいいませんが、あくまでも学校の教育方針の問題でもあるはずなのです。

改めていいますが、この資格は地域で剣道をとおしてスポーツを普及してもらうためのものであり、この資格を持って地域社会でスポーツをより良く出来る環境整備をする政策の一環なのです。
そう、純粋にこの資格をもって、地域での指導をしっかりやってもらえば、剣道界も日本の施策に基づいた立派な活動をしているということになるのです。
また、剣道界がこの資格認定事業をかなり早い段階から始め、他競技よりも格段に多い有資格者を育成したことも評価されるのだろうなと。

このように社会的に変化していっているなかで、この資格の付加価値とかで客引き的なことをすること、代償とかで資格を持っている価値を高めようとかいうのはどうかということです。
つまり、ながいスパンで見た場合、この施策の計画が整備されたら、どんな種目でも非常に重要な資格となるのです、、、まだ各種競技間での足並みは揃ってませんし、いろいろなハードやソフトにしても揃っていない現状があるだけでしょう(先は長い感じもしますけど)。

さて小言はこれくらいにして、、、
この計画のキーワードとして「総合型地域スポーツクラブ」というものが出てきます。
だれでもいつでもどこでも、、、どんな競技でもできるような、スポーツ実践のコンビニエンスストア的なものを市区町村に少なくともひとつ、将来的には中学校区ぐらいのエリアにつくろうとしています。
できている社会、地域もあるのです。

武道を考えると「道場」があります。「町道場」ともいいますね。
これこそ、単一種目ではあるものの、「地域スポーツクラブ」といえるのではないかと思っています。
そう、地域に根ざし、運営も自分たちで行い、指導者もいて、様々な年代で武道を通して、実践や交流の場となっているのです。

常々いろいろとおもうところはありますが、日本には日本のやり方があっていて、武道のやり方もなかなかいいのではないかなぁということ。
これは競技のことも、指導のことも、とにかくいろいろと感じています、、、武道の必修化もこのようなアプローチするべきだとも思っています。
そして、こういう観点からは、この施策ももう少し、日本的な町道場システムに学ぶところがあったのではないのかなと思っています。

つまり、武道そのものにはいろいろと、学ぶべきことがあると言いたいのです。
さまざまな武道に関する文献から、諸外国が経営などいろいろなことを学んだりする事実もあるわけです。
当の日本人が、「欧米では」とか「グローバルスタンダード」、「世界基準」とかいうことで、そちらに迎合しすぎじゃないかなぁと。

「ディスカバー・ジャパン」(ふるいな…)なんてことではありません、、、第二次大戦で寸断されたのかもしれません。
しかしながら、それでいても日本でいられたわけなのですから、過去をふりかえって、将来を展望をするというのは、競技はじめ、さまざまなことを構築する上で、当たり前で重要な手順であり、それをふむことが重要でしょう日本は、、、ということになります。
そうなると、日本には「武道的思考」というのが重要になるんではないかなということです。
その思考については、、、また今度、機会があれば(私ごときでは説明できないな、多分。誰かお願い!?)。

って、まぁ、こっちよりの世界のヒトの戯言かもしれませんね。
(こっちのいいたいことのほうが、文章の量が少なくなってしまったな…下手くそな文の構成ですね)

少々話を戻します。

とにかく、いまこのお仕事のお手伝いをしてておもうことは、この施策とか、資格について、根本に根ざす意義を考えていただき、より肯定的・積極的に活躍してくれるといいと思うんですよね。
そもそも剣道の段位も、剣道界で通用するものだけだったはずなのが、◯段というだけで社会で一目置かれるようになっているのも、その段位を取られた先達がそれだけの振る舞いなどをされたからではないかと考えるのと同様に、この資格もそうなるといいなぁと。

そして個人的願望としては、日本社会の現状をふまえて、剣道界でこの資格をより多くのヒトに取って欲しいのです。取らないで、箸にも棒にもかからない風になっては困ってしいますしね。
一方では、資格の情報提供とか、取得のより合理的な方法とか、、、問題山積です、広めないといけませんね。私たちの宿題にさせて下さい。もっと勉強します。
(まったく自分を棚にあげて、数々の失礼なおはなし失礼いたしました。)

 

 

 

勝浦のとあるお店、、、恐るべし。
マグロの心臓、カジキのこども、、、筍の刺身、メジ(マグロのこども)、大間の、、、ナマモノ苦手なのに大満足です。ごちそうさまでしたm(__)m 今度はカツオの時期にぜひ、、、

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4 のコメント

  1. ホル師さま

    コメントありがとうございます。

    別途のつぶやきの件も含めて、今回のことは、すべて武道剣道の肯定をしてるわけではありません。

    剣道人が、あまりにも社会情勢とか、スポーツとしての要素であるトレーナー的な知識にしても疎い部分があるんではないかという、あえて・・・という意味合いも含んでる一面もあります。

    また、私がやっているというより、お手伝いをしているんですが、この場合は収入などは関係なく、やらせてもらっているからこそ、青臭く語れるのかもしれません。

    みなさんの、ご意見を色々と伺えることは大変勉強になります。
    今回もありがとうございました。

    ツイートの反射は楽しかったですよ、、、私の返し技は効いたのかな???

  2. 610先生、今回の話題はワタシもいろいろと考えさせられてしまう部分であり、言葉足らずになってもいけないのでコメントを控えていました。またあらためて、自分のところで考察してみます。

    といいつつも先ほどツイッターで暴言を吐いてますのでその言い訳を少々・・・

    >グローバルスタンダードでなく、日本色のものでね

    ここ、ミソですよね。先生のおっしゃるとおり、柔道や剣道、都会・地方問わず町道場はボランティアで成り立つ総合型スポーツクラブだったわけです、別にドイツのマネしなくても元からそこにあったのに、無視に近い、まあなんだかんだハコモノを作るのが目的でもありますから。

    柔道に至っては「柔道整復師」というトレーナーまで居たくらい、「それなりに」スポーツを支える組織まで出来てた・・・

    頂点を高めるには、底辺を広げないといけないのですけど、そこに目を向けても結果が現れるのはだいぶ先で、それまでに次の選挙が来ちゃうというのは政治家サイドにはあまりおいしい状態ではないというのは判りますが・・・

    先生のような方が熱い思いを持ってやっておられる事業もあれば、それこそ目先の収入が目的でやる事業もありますよね・・・

    ついいろいろ考えすぎて、今朝は先生のツイートに「反射」してしまいました。

    ホルモン塩で2人前
  3. どうも、組長、毎回ありがとう。遅レスすみません。

    まずは、やるならやれと、政策にいいたいんですよ。
    そして、他国のようなやり方、グローバルスタンダードでなく、日本色のものでね。

    そうしたときにね、、、武道のほぼボランティアで成り立つ(NPOかもね)システムは何らかの参考になるんじゃないかと。
    さらには、生涯スポーツとして、高められると同時に続けられるというものでもあるのが、剣道の場合のミソでもある。

    しかし、いまいうと多勢に無勢。
    野球とか、メジャースポーツは高めるのはいいけど、広める部分でこういう政策ともっと目に見えるタイアップすればいいのにね。
    生涯スポーツとしても、草野球は定着しているし、いいコンテンツ持っていると思うよ。
    どうなのよ、、、

    まぁ、元気な世の中になればいいんです・・・となると景気が上向くしかないのか?そうするとスポーツは・・・

  4. 私は以前から、野球人から見たら、剣道の世界は素晴らしいぞ!
    と、剣道に対して自虐的になってる同級生の剣道人に力説しておりました。(笑)

    それは、剣道の世界は、どの所属であろうが、何歳だろうが、個人として交流できると感じたからです。

    そして、年齢を重ねるほどに「強くなる」という世界でもあり、
    経験者を尊重する雰囲気がなんとも素晴らしいと思うのです。

    私の所属している大学の学生でも、
    「久しぶりに剣道したくなった」と言って昔通っていた道場に行く者もいます。

    これぞ、日本が目指す地域スポーツですね!

    てことは、昔からやってたわけですもんね!

    野球もこういうシステムを取れればいいと思うのですが・・・

    プロがある弊害なのかもしれません。

    組長

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