剣道ヲタクなのはこのぶろぐでおわかりとおもいますが、何回かぶろぐもかきましたが、まだヲタクなものはありまして、、、
今回のものは、仕事とも絡んでいるかもしれませんけど、スゴいスマホアプリを見つけました。
いまはiOS版だけです、、、でも、Android版もまもなくとありますね、しばらくまちますよ!!!
Ubersense Coach: Slow Motion Video Analysis
【iOS】https://itunes.apple.com/jp/app/ubersense-coach-slow-motion/id470428362?mt=8
【Android】http://www.ubersense.com/android/
後述する機能のスゴさだけでなく、、、なんと、「タダ(無料)」なんです。
DartFishさんも、SiliconCoachさんなどなども、、、うかうかしてられませんね。
まぁ、それぞれスマホアプリだけではできないスゴい機能はあるんですけど、現場で即座に、手軽に使いたいってことなら、とてもいいでしょう。
技術指導ということでは、前述した高価ソフトウェアをつかっての試みをしたけど、もうひとつ現場的ではないんですよね、、、
とにかく、現場で、しかも選手個々が工夫して使えるものを考えたりしてたら、この「Ubersense Coach」にめぐりあいました。
また、とあるトップチームに試合映像を整理してライブラリ化する、ここの試合後にそのデータを即座にフィードバックするなどの活動もしてきました。
いろんな機材をちょっとずつ扱うのはきらいじゃないんです、、、これもみんながもっているもので使えるような環境を工夫しています。
つまり、みんなが持ってるものがなんでも使えるっていいなぁと。
では今回のものは、どんなものかと、、、、動作解析できちゃいます、結構簡単に。
こんな感じです。
簡単な説明を。
メールアドレスやFacebook等でログインしなくてはなりませんが、たいしたことありません。
まず、これはアプリのページにある撮影シーン。
カメラにすると、オプションに10秒後に撮影という選択もでき、ひとりでも活用できるような気遣いがあるのがうれしいですね、、、
右上をタップすると「線」や「◯」もかけます、、、コーチングに便利です。
右下のタイマーみたいなところをタップすると、スローの1/8、1/4、1/2とスロー再生の速度調整や、ヨコの歯車みたいのを上下するとコマ送り、コマ戻しができます。
さらに、右上のcompareから、ふたつの映像を並べて比較もできますし、冒頭にあるように、重ね合わせることもできます(どちらがメインかの濃淡の調整もできます)。
そして、「線」や「◯」のところには「角度(数値)」も出すことができます(冒頭の写真、振り上げ角度を簡単に出してみました)。
この比較するときの重要なのは、どこかでふたつの映像を同期すること。
今回は竹刀のそれぞれの打突時を同期してみましたが、それぞれの映像をコマ送り・戻しして、カギをタップするとそこが同期ポイントとなります。
さらにいいのは、スマホのいい加減さが実にいい加減。
映像撮影も、スケールをあまり深く考えずに動きの方向さえ合っていれば、ピンチアウト・インでサイズのズーム、指でドラッグして位置の調整などもできてしまいます。
ということで、、、今年はさらに科学的にコーチングするゾ???
まぁ、そうはいっても以下のようになるとおもいますけどね、、、私のコーチングは。
剣道、武道にコーチングは似合わないような気もしますしね。
(デシ)「センセ、これどうやって使うのですか?」
(私) 「そんなの自分で考えなさい」
以上です。
だって、おそわった使い方しかしなければ、自分オリジナルはできないですから、ものにはなりませんし。
試合の現場に立ったら剣道は自分で考えることが重要ですから。
ここからが勝負です。
こういうのが出てきて、どんなレベルの選手であっても、いろいろと工夫して、動作・技術の研究を工夫するようになったら、嬉しいなぁと思ってます。
まず、重要なのは個々の主観的・客観的な運動イメージのズレをなくすこと。
「自分で自分を自分する」しかないしね。
そして、不器用でもその自覚からの戦術プランを練ること、、、そう、このアプリは役に立ちますぜ。
さて、秋に向けてガンバりますか、、、いや、ガンバれ、デシたち!!!