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今は梅雨です、、、夏至もそろそろ、、、もうじき来ますね、いや、そこまで来てます、、、夏。
そして、現状では震災の影響もあり、節電ということで、剣道をする人にとっては、とても過酷な状況が訪れるのではないかと心配しています、、、ただでさえ、剣道人にとって、夏は過酷だというのに。

夏の暑熱対策のことを、すこし触れていきたいと思います。

とはいっても、私自身以下のように意気込んで、熱中症を数年に一度(病院送りを)だしてしまう、ダメ指導者なんですけど、、、

> 拙ぶろぐ:さて、デシ仕込みの始まりです:2010TKB合宿

ただ、言っておきます、、、わたしはデシ仕込みのために、各人にストローボトルも用意させていますし、合宿だけでなく、冷凍庫や製氷機、氷の準備、スポーツ用ドリンクの準備も常に行い、定期的なタイミングでの水分補給もさせています。
まぁ、ここまで環境整備する中、そんなにまで、自己自身を追い込んでくれるデシをもつことを、、、誇りに思ったりもします。
(内心は、病院に行く時には職を辞する覚悟も決めていたりもしますけど・・・)

さて、剣道の熱中症について、良い資料がありますので、ご紹介しておきます・・・今回も他人のフンドシかm(__)m

剣道における暑熱環境下の水分摂取
~事故を防ぐ・稽古量を増やす~
全日本剣道連盟医科学委員会 提供

以前は、全日本剣道連盟ホームページにも掲載(2004年6月)されていましたが、リンク切れのようですね。
とはいっても、とっても有用な情報なので、出典を掲載しておきたいと思います。

日本武道学会剣道専門分科会/KENDO ARCHIVES
> 剣道の暑熱対策:http://www.budo.ac/kendo/infomation/zenkenren/heat_stroke/heat_stroke_1.html

要約すると、、、(ちゃんと本編を当たってください、拙い要約ですから)

剣道は、屋内種目では熱中症の多く起きる競技であること。

その要因である、(1) 暑熱環境下での運動によって体温が異常に上昇する、(2) 汗により体の水分と塩分が失われてしまう、ということが、競技特性上、増長されること。

さらには、(1) 夏季の稽古は「特別稽古」として位置づけられている、(2)体温が逃げにくく,水分を摂りにくい稽古着と防具、(3)水分摂取をしにくい稽古の形態、という特徴もあること。

そして、暑熱環境下の水分摂取はパフォーマンスの向上にもつながること、どんな注意をすれば良いのか、どんな水分をとればよいのか(水分,塩分,水温)、熱中症の対処、水分摂取のルールづくり、などとまとめられています。

まず、ナトリウム等の電解質を補給できる水分(スポーツドリンクやその粉末を溶かすなど)をつくり、適宜、摂取することが重要ですね。
これは汗は水分だけでなく、ナトリウム等の電解質も排出されているので、これをふくまない水だけを摂取しても、ふくらはぎがつるなどといった「熱けいれん」を起こすことになりうるのです。

そして、剣道着にしても、されには剣道具を装着するということで、競技形態上、身体が生成する熱を放出しづらいので、冷たいものを摂取・補給し、内からも体温上昇をおさえる(冷やす)べきということになりましょうね。

ただ、「道場」という意識づけも重要であり、水分補給のルール(飲む場所の限定など)も作る必要はあると思います。
そして、それは床に水分をたらさないなどという、安全管理への啓蒙ともなります。

とにかく、酷暑の中では、水を飲むなとか言ってる場合ではありません、、、飲まないと、飲ませないといけないんです!!
特に、指導に当たる人には、責任問題もかかってきます。

水分補給については、していなかった昔のほうがつよいなどと言う方もいますが、、、これはトップ、突飛もない人のこととして、まずは一般論としてかんがえてもらうべきと思います。

そして、剣道の水分補給をしづらいということを解決できるのはストローボトルです。
しかしながら、近年では衛生的でないとでもいうのでしょうか、のきなみストローボトルが減ってきています。

数年前ですが、webで発見したのが以下です。

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剣道用には、これが私の知る範囲のスポーツ用品では、ベストですね、、、本学では見慣れたものです。
デシたちの「いのちづな」とでもいいましょうか。
結構安いですし(500円くらいかな)、ストローが頑丈なのも、剣道の稽古には向いています。

Muller スポーツボトル(ストロー付き)
> http://www.muellersportsmed.jp/AccessoriesAll_catalog.html#Accessories

購入に関しては、通販サイトで検索してください。

あと、夏などは氷を入れて使うと、汗をかいてボトルの周りが濡れます、、、この点も指導すべき、使う方は注意をすべきと言えますね。

とにかく、給水して、気入れなおして、集中して稽古してくれるのは指導者としては助かります。
ただ、どこでもいつでもどうどうと飲めばいいというものではないですし、剣道における常識(この範囲はむずかしいんですが・・・)も考え合わせないといけません。
というより、給水に関しては、しっかりとしたルールをつくり、マナー・エチケットの教育をしないといけませんね。
とくに、自分のところで許したことでも、他の道場に行ったら、それは非常識になることもあるわけで。

今回の暑熱対策の話は、効果的な指導が展開されることを期待し、知識提供として、ここまでとしたいと思います。

とは言っても、、、自己反省、自分への警告こみこみの話です。
そう、知識があっても、、、という話ということですね、まだまだです。

2011.06.30追記
以下ページ参考になりますので、追記します。ご参考まで。

日本体育協会ホームページより
> 熱中症を防ごう:http://www.japan-sports.or.jp/medicine/guidebook1.html
> 夏のトレーニング時必見:http://www.japan-sports.or.jp/medicine/guidebook2.html

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2件のコメント

  1. ありがとうございます。
    勉強になりました。

    給水の重要性の理論は知っていても、
    実際の現場で行おうとするとナカナカうまくいかない
    理由も分かりました。

    衛生面の問題もありますが、
    給水のルールといいますか、どのようなスタイルで行えばいいものか・・
    本当に悩ましい問題だと思います。

    なるほど、確かに自分のところでは『アリ』なルールにしたとしても、
    他の道場で理解されるかどうかは分からないこともある。
    というのは当然ありえる話ですね。
    この話はトレーナーを志望する学生にも伝えておきたいところです。

    授業なんかでも、飲み物OKなスタイルの先生もいれば、「授業中に飲み物などけしからん!」という先生もおり、
    どちらの気持ちもわかります。

    私は大学時代に授業中にジュース飲んで、叩きだされたほろ苦い思い出があります(涙)

    そんな授業なんかはどっちでもいいとしても、
    スポーツの場面では命に関わりますからね・・・・

    とはいえ、給水をすることで場の空気が緩んでしまうことを嫌がる気持ちもあるような気もします。

    610先生の言われるとおり、『空気をわきまえた給水』のようなものを考える必要がありますね・・・・

    ありがとうございます

    組長

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