IMG_0977剣道界はこれから試合シーズンに入っていきますね、、、第15回世界剣道選手権大会(イタリア)のメンバーも発表されました。

次元は違うかもしれませんが、デシたちも稽古をはじめました。
今年の目標は「師弟同行」はかわりませんが、教えないセンセになることです、アハハ。
いろいろとありますが、組織を伸ばす手段は「問題意識」と「現状改革」などと、、、いろいろと考えるところもありますので。

話はいきなりそれましたが、試合シーズンに向けてでしょうね、毎年参加しているとある審判講習会に、先日参加してきました。

※去年はこんなこと疑問に思っていましたね。
> 拙ぶろぐ:右なのか?左なのか?:剣道の所作事におもう…

さて、今回は、、、剣道の大会における「係員」についてです。

これはこの仕事自体をどうこういう話ではありません、、、いないと困りますから。
ただ、このような名称と位置づけでいいのかという疑問なんです。
(名称の問題は、そうすると言われればソレまでですが、やはり役割はやや気になるんです)

以前から、この表記については少々疑問をもっているのですが、ここで問題提起をしてみたいと思います。


剣道の試合審判規則・細則には、係員の役割や構成については、下記のように書かれています。

『剣道試合審判規則』http://www.kendo.or.jp/kendo/rules/rule1.html
第25条
試合運営上、時計係、掲示係、記録係、選手係を置く。その構成および任務は、 細則に定める。

その任務や構成は『剣道試合審判細則』第22条です。
http://www.kendo.or.jp/kendo/rules/rule2.html

まずもって、ココだけはおさえておきたいと思います。

審判(審判長、審判主任、審判員)によって、有効打突の判定から、試合の開始終了中断、試合の運営までが行われ、公正な試合が展開されるのです。
そして、係員はその運営上おかれると記載されているのです。

『剣道試合審判規則』第21-25条
http://www.kendo.or.jp/kendo/rules/rule1.html

では、、、

今回の講習会で取り上げられた案件は、昨年の大会でトラブルがあったようなのです。
その原因が掲示係のミス、さらには審判員のミスも重なったようなのですが、結果的に係員のミスが記録として残るようなことになったと説明されていました。
たしかに、ことが過ぎたら遡れないというのもありますが、審判が下した判定ではないのです、、、詳細は今回のネタとはやや違いますし、掲示でのトラブルというのは稀なので、これはこの程度にして、深追いせずにネタを展開します。

他の競技種目を考えると、記録の瞬間が過ぎても、その訂正は行われたりしますよね。

まぁ、競技そのものが時間の計測という種目であれば、当然、その瞬間が過ぎてからしか、結果が出ないのです。
じゃぁ、剣道だって、遡って判定しているんじゃないかなぁと。

似たようなケースとしては、試合時間終了の時計係の合図にもいえます。
係員の終了の合図が試合時間の終了として、もっとも優先されるということです。
数年前までは、主審の宣告ということでおさめていた事項が、ここのところ、このような解釈になって、数年たちます。
※時計係と協議の上、主審が判断したということでなら納得いくのですけどねぇ、、、

この例としては、試合時間終了とほぼ同時に打突がされ、それが有効の場合、時間内にあったかどうかということなのですが、その際の基準は、時計係の合図が確認の上、優先されるのです。
剣道の試合審判規則では試合の始めと止めは主審の専権事項であるのに、、、時計係の合図による「止め」がかかっているということです。

これら場合、審判よりも係員が試合におおきなウェイトを持ちうることになるのです。

以前書いたように剣道、武道のルールはポイント制と時間制の両方が共存しているという特徴があります。

> 拙ぶろぐ:剣道のルールに思うこと[1]:団体戦オーダー

ポイント制と時間制の両方を重要にしていて、審判がポイントを判定することに集中させるのであれば、第4の審判などが時間に関しては、取り扱うべきではないかなぁと思っています。

また、試合時間は大会によりやや違うことはありますが、「○分」と示されているわけです。
柔道のように、時間経過を明確に公開されて行われている競技は、係員がそれを操作し、時間が回ったままだったりすると審判が止めたりします、、、それはそれでいいと思います。

一方、時間の経過が明確には周りに見えない競技、たとえばサッカーは、主審が時計を操作します。
剣道の場合は、サッカー同様に試合時間の経過を見せない種目に当たります。
したがって、時間に関しては係員がすることではなく、試合の運営上必要事項ではなく、運営そのものであるので、係員にあつかわせるのはやはり危ない面があると思って仕方ないのです。

係員については、剣道のルール上のその位置づけをもっと明確にするべきと思います。
個人的には他の競技種目の大会などもかんがえると、「競技役員」という名称であれば、すこし、この件についてはいいかなぁと思ったりもします。

他の競技種目の大会においては、タイムや距離をはかるのは競技役員の役割です。
剣道の場合、先にも書きましたが、ややもすると一係員が、審判よりも権限を持ちうる可能性があることがやや気になります。
他の競技同様に「役員」にして、時間に関する決定の権限を与えるほうがいいかなぁと思ったりしているんですよねぇ。。。

みなさんはどうでしょうか?

あまり、考えられていないことかもしれませんがね(汗)
つまらないことで失礼しました、、、またまたこれという結論、解決策なしです、ホントすみません。

 

余談です、、、

審判講習ということから毎回思うのですが、剣道試合審判規則の要件「姿勢・気勢(発声)・打突部位・竹刀の打突部・刃筋」、要素「間合・機会・体さばき・手のうちの作用・強さと冴え」といったことの浸透というのがなかなかされていないなぁと。

また、競技規則を考えた場合には、どうしても主観で判断する性質を持っている競技ですから、とくに有効打突の基準や反則などの判定基準のすり合わせをもっと明確におこなって欲しいなぁというのが講習会への感想です、、、先述の要件・要素の明確化にもつながるかと思います。

そして、、、いまの世の中であるなら、もうそろそろ映像資料なども使いながらって方法もありではないかなと思います。
具体的な事例集をつくることって、重要ではないかと思ってやみません、、、

 

そして最後に、お礼です。

このぶろぐにも大変多くの方々のアクセスがあったり、とあるところから紹介させてくれとか、、、感謝と共に身の引き締まるようなおもいもあります。
そもそもは、こんなに剣道ばかりではなく、当初はiPhone落として割ったとか、キーボードとかのことも書いていましたし、食道楽ラベルもつくろうかなんて思っていたんですけど、、、。

実はこのブログ、とある仕事柄、SNSの勉強ということで、始めてみたのでが原点であるので、もし突然剣道とはちがうネタにいってもお許し下さいね。

ここ最近はなんかひねくれたネタばかりで反省していますが、、、、当然剣道の方ももっと勉強いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

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