報道などに最近多くでてくるので、あらためてちょっと考えています。
いろいろなこともありますが、初歩的というか、最初はまずここから、出発点みたいな文章を紹介して、皆さんにも考えてもらえればと思います。

そう、、、毎回のことですが、今回はなおさらサエていないかもです。
この話題自体はいろいろとムズカしくしてしまっていることもあり、専門家をめざす(?)立場からは語りにくいところもあります。
ですので、情報提供として、皆様に判断を委ねつつ書いていきたいと思います。
そして、わたしごときでは語弊も多いであろうと、、、「イ」たらない「センセ」の戯言として、お許し下さい。

ですので、あえての「雑記」ということにします(カテゴリー)。

こういうサイトがあるんですね、、、「中学校武道必修化サイト」
こういうサイトがあるんですね、、、「中学校武道必修化サイト」

2012年度、今年の春より、中学校保健体育において、武道が必修化となります。

なぜ武道が「必修化」と世の中で騒がれているのかが、いまひとつわかっていません、、、
文部科学省もこういう表記は仕方ないにしても、全くゼロからやるわけでないんだからもうすこし対応の仕方はあるだろうとか、マスコミも捉え方がまったくよろしくないんじゃないかとおもったりしてしまうんです?!

まぁ、世間がそういうならソレでいいんですけど、どうも気になってしかたありません。

文科省のHPでは以下のように武道の必修化については以下のようにあります。
書き始めの部分です。

文部科学省では、平成20年3月28日に中学校学習指導要領の改訂を告示し、新学習指導要領では中学校保健体育において、武道・ダンスを含めたすべての領域を必修とすることとしました。http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1221013.htm

中学の保健体育で取り上げる領域は以下と明記されています。

体つくり運動、器械運動、陸上競技、水泳、球技、武道、ダンス、体育理論
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/hotai.htm

これらから読み取れるのは、わざわざ武道必修化ということでもない、、、ということではないでしょうか?
まぁ、選択から必修に変更になったということでは必修化であるということはわかります。
でも、まったくやっていなかったものをやるということと違い、少なくともやってきたことであることや、義務教育なのにその位置づけと言うか、、、気になるんです。
その効果、武道が武道として展開されてきた効果が期待されてのものではないかと思うわけです。

また、武道を必修化するなら別のことをしたほうがいい、、、なんて批判を展開するヒトも多々いますが、保健体育にあたえられた単元のなかでの展開ですから、他の教科などを圧迫するものでもないでしょうし。

つまるところ、いままで義務教育である中学校において、教材としての保健体育の理論・実技を領域に分けておいて、すべての領域を学ぶことがなくても良い状況をつくっていたということです。

そう、「義務教育」なのに、、、です。

いらないものなら、最初からそういう領域をいれなければいいじゃないか、、、などとスネてみてしまったりします。
そして、義務教育なんだから、保健体育としての領域の全部を教育・学習するというただの正常化に見えて仕方ありません。

保健体育のねらいは、ざっといえば、①生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の育成、②健康の保持増進のための実践力の育成、③体力の向上 といえましょう。

そして、文科省のいう武道の役割は、以下の(1)技能、(2)態度、(3)知識、思考・判断 の学習・指導の期待があるわけで、学校教育上はこれを外してはいけないわけです。
これをみて、武道の独自性、キーポイントは、、、とも考えてしまいますが、今回はこういう内容の検討や言及はしないことにします。

<文部科学省HPより抜粋 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/hotai.htm

(1) 次の運動について,技を高め勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,得意技を身に付けることができるようにする。
ア 柔道では,相手の動きの変化に応じた基本動作から,基本となる技,得意技や連絡技を用いて,相手を崩して投げたり,抑えたりするなどの攻防を展開すること。
イ 剣道では,相手の動きの変化に応じた基本動作から,基本となる技や得意技を用いて,相手の構えを崩し,しかけたり応じたりするなどの攻防を展開すること。
ウ 相撲では,相手の動きの変化に応じた基本動作から,基本となる技や得意技を用いて,相手を崩し,投げたりひねったりするなどの攻防を展開すること。
(2) 武道に自主的に取り組むとともに,相手を尊重し,伝統的な行動の仕方を大切にしようとすること,自己の責任を果たそうとすることなどや,健康・安全を確保することができるようにする。
(3) 伝統的な考え方,技の名称や見取り稽古の仕方,体力の高め方,運動観察の方法などを理解し,自己の課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。

さて、世間では、この春に施行されるとのことで、もうひとつの、剣道より実施率の高いであろう武道がいろいろとマスコミに叩かれていますよね、、、怪我などの安全性の問題で。

その報道のおおくは、部活動における事故の件数からのデータであったりして、授業と次元の違うことを含む数で危ないといっています。
そもそものソースがどうなのかということも検証されずに、上っ面の数だけ報道して、視聴者は数に反応している場合もあるんです。

それで、、、安全性を確保するために足技とか乱取りしないなどとの方針をだすという事の顛末となったりします。

なんか、何でも一緒くたにしたり、都合のいい報道だけはどうも気に入りません、、、

すべてのスポーツに危険は伴います。
そうなると全部やらないって方向にもいきかねません、、、
ましてや、安全に生きるためのスベを教育として学ぶ機会があるんだろうと考えてしまいますね。
家庭教育でしっかりやってくれるのでしょうかね、、、

指導に関しても、外部指導員をいれればなんてのも、気になりますよね。
教育自体が経験論的に語られるから、そういう判断にもなりやすいのかなぁと、、、
教育はやはり教員にしてもらうべきだし、学校教育全体の中での保健体育、武道を語ってもらいたいものですよね。

そして、技を身につける、競うということがスポーツとしてのキモであると思っています、、、1番目にあげられているんですからね。
前述の文科省の武道の教育内容である、攻防を楽しむこと、技を身につけることを掲げているのに、報道やクレーム対応で地方公共団体がビビって、お上のいう種目の教育内容を変更してしまおうというのはありなのか、、、と考えたりもしますね。

ましてや、受身だけとか、素振りだけでもいいというような、競技の本質を曲げてでも展開しようというのも好きにはなれません、、、

さて、わたしの周辺となる武道の世界では、、、「武道必修化だぁ〜〜〜!」と躍起になっています。
いろいろなマニュアル的なものを出したり、学校指導者の講習会を展開したりしています。

ただですね、、、必修化となる、いや中学でそうなることによるデメリットなどの状況もあるんではないかな。
次のことは最たる例に当たると思います、、、もっとあるとは思いますがひとつだけご紹介して、より多くの人に多角的に考えてもらえればいいなぁと思っています。
(もっといろいろな観点はあります)

今回の文科省の方針により、いままでより中学には武道関係教育者が増えることが見込まれましょう。
中学に教員・指導者がいれば、中学進学時の剣道離れが少しは減るかもしれません。

ただ、、、実はこのウラハラに、平成元年度から定着してきた高等学校教育における武道必修化がなくなり、選択になります。
これにより、高等学校における武道教員の採用枠が見直されたり、採用されにくくなったという話もあるようです。

そして、中学から高校までの授業数からみると、トータルでは武道にふれる時間は短くなるのです。
冒頭の論からいえば、高等学校自体は当然義務教育ではないので、選択でしかるべくという話になるかもしれませんが。

文科省、国が地域スポーツ化を目指す世の中で、学校体育に頼るのはその方向性が違うということになっていくかもしれませんが、、、
学校教育にのっかり、強化としての高めること、普及というひろめることを両輪にしつつ展開してきているのが武道で、こういう危機感というのはもっているのか、、、という大局的な見方としての武道の普及を考えた場合、とても心配しています。

つまり、中学でよりすくない武道教育をされることにより、武道界としてはいい方向に行くのかということを考えないといけないのではないかと思ってもいます。
このようなデメリットもあるのですが、意外と表面化されていません。

さて、この打開策は、、、武道、剣道界も本当は学校教育にのっからない、根本的な普及、強化の策を検討しないといけない時期に来ているのではないかと考えます。
さて、どうなるか、、、私がいい案をもっているわけでもありませんのでここまでで、あしからず。

冒頭の宣言通り、本当に、またまたまとまらない話ですが、ほんのちょっとだけ、武道の必修化について考えてみました。
いろいろと、さらなる奥深さや検討や実行されていることもあるとおもっていますし、私自身の表現が稚拙であることも承知です。

ただ、報道に振り回されたりするのはイヤだなぁと思っていますし、世間が都合のいい部分に過敏になっているのも知って欲しいし、世の中も現場も批判から入るよりもまずはやってみようということ、、、こんなことを先般、必修化の推進にかかる後輩と長電話していたのもあったので、こんなネタとなりました。

ホント、批判のすきな世の中だし、、、結果このポストも批判だけかもしれませんけど、いい方向にいってほしいんだよなぁ、、、
兎にも角にも「やらない」「それはダメ」ってことではなく、「どうやってやるか」ってことが大事ではないかと考えています。
※当然安全管理はちゃんとしないといけません、、、これは武道だけでなく、どんな種目、どんな科目でも同じはずなんです)

まぁ、自分自身これらのニュースなどの報道等にふりまわされて、こんなネタ書いているのも間違いないんですけどね(汗)
はい、自省こみでおわりとします、スミマセン、もっと勉強します。

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