とある欧州の国旗の3色をつかった蜀光
とある欧州の国旗の3色をつかった蜀光

道具については、使う個々人が使いやすいと信じていれば、験を担ぐのであれば、それはそれでいいと過去いろいろとヲタクっぷりなポストを書いてきましたが、そう思っています・・・つまりはこんなこだわらんでもいいってことかもしれません。
そうはいうものの、いろいろと統一されたものではないとはいえますし、個々がいろいろなおもいをこめて使っていくのが道具を使う人たちの興味深いところだったりもするのです。

でもですね、、、正直もうちょっとしっかり考えたらということもあるんです。
たとえば、剣道具は以下の拙稿の余談に色のこととりあげましたが、それなりにいろをとりあげても意味のあるものなのです。

> 拙ぶろぐ:古人の知恵「剣道具材料編」:ヲタクっぷり[2]

色に関してはエビデンスがあるのかということもおおく、伝え聞いたこともおおいので、躊躇していたのですが、、、数カ月前ヨーロッパのとある国の身長190cmのイケメン剣士と知り合いになりまして、道具づくりを一緒に考える機会がありました、これが道具の「色」のネタをあらためて書こうと思ったきっかけです。
彼は、今月にある剣道界では一番のワールドワイドな大会に出るため、それに思いを込めて、道具作りをしにきたのにたまたま出くわして、話しをしていたんです。
わたしは、剣道具店のヒトではないので、彼の話を聞きながら、あーだこーだと、もしかしたら、お店のヒトに無理難題を言っていただけかもしれません、、、今おもうとm(__)m


まずは前述のポストにあるように、剣道具自体に、「黒から群青、茜色」というような夜明けの様の色があると言われていたりもします。
そもそもは、武将としては黒に憧れていて、草木染めで一番濃くなる藍染めになってきたとも聞いたこともあります。
また、茜色とここで出てくる色は、朱色とでもいいましょうか、たとえばいろいろな神社の門に使われていたり、ひろくはアジアの多くの神社仏閣でも朱色を使っていることが多いと思います。
これは「丹塗(にぬり)」といわれ、いわゆる新鮮な血の色であり、それでぬるということは魔除けに通ずる意味合いもあるようです。
ですので、これらの色を使うことが剣道具としては非常にマストなことであるのではないかと思っています。

※前述のとおり、色のことについては、個人的に伝え聞いたことですので、資料・史料的には意味合いや価値があるかはなんともいえませんので、あしからず。

サッカー日本代表2012ユニフォーム
サッカー日本代表2012ユニフォーム

ちょっと余談しますね、、、
サッカー日本代表の2012年ユニフォームをあげてみます。
以下の批判的なこともありますね。

> livedoor スポーツ:日本代表新ユニフォーム発表にサポーター騒然(Sports Watch)

ただ、侍ジャパンなんていうのであれば、色が濃くなってきたことはようやく日本文化を理解してきたのかなとか、赤い線を入れたのは丹塗を使ったのかなとかいうことを、この発表があったすぐにわたしは想像したのです。
が、、、まったくこういう説明はされませんし、線で左右分けておいて「結束を表現した」とか、、、かなり残念な思いをしたのです。
キーパーの黄緑色っぽいユニフォームも、日本古来からある独自の色である「浅葱色」というのがあり、これを模したのかなとおもったのですけど、、、これも残念でした、あはは。

やはり、サッカーは日本の文化に落とし込もうという考えはないようですね。

と、話はおもいっきりそれましたが、、、いや、それていないな。
各国のサッカーの代表のユニフォームをみると、国旗の色が使われているものが多いですよね。

前述の欧州人の彼の思いとしては、国旗の色をあしらえないかということなのです。
各国の国旗には本来その色に深い意味が含まれています、これは周知のことです。

> The National Flags:STEP2.国旗でつかわれている色の意味は?

国の代表として出陣するということもかんがえると、さらにコイツがカッコよく見えてきました。
まぁ、といっても、欧州の多くの国の旗の色は「青・赤・白」なんですけどね(笑)

さらに、「わたしは日本が大好きだから・・・」と古来のスタイルで剣道具をつくるというのです。
そこで、出来上がったのが冒頭の胴胸・蜀江です。
国旗の色をあまり派手にではなくつくっています、そう白をちょっとちりばめて。

そもそも、胴胸の飾りは滑り止めなどの意義をもったうえで、松や雲という日本人が関心をもつ自然のを題材にしているとか、蜀江は芯材との縫い合わせる工程上の必要性とともに日本古来の幾何学的な模様を使用したなどの経緯があります。
彼は、飾りも戦前の型を模したものを選択しました(飾りについては以下の拙稿を参考にしてください)。

> 拙ぶろぐ:「剣道具」の飾りの意義:ヲタクっぷり[24]

近年、このようなこだわりは、海外の人のほうが多いような気がしたりします。
そう、日本剣道の道具としては、以下の拙稿のようにおしもおされぬ「おされ」があるべきですしね。

> 拙ぶろぐ:剣道具の「おされ」:ヲタクっぷり[3]

色とは観点はちがいますけど、古来ということで言えば、桜は散り際の美しさ、トンボは後ろに退かないなどということを武将が好んだりしたのですが、最近では桜とトンボを一緒に配したりするものが日本のメーカーが製造販売をしていたりしています。
春と秋が一緒にあること自体、ナンセンスに思います。
日本で剣道をしている日本人のセンスのほうがどうかということも、いろいろと最近ではありますしね。

今回のように国旗の色のように各国の思想や文化をうまくとりいれつつ、広まれば、ホントに剣道が国際的に普及したってことになんてなるのかなぁなんて、おもっています。
うまくはいえませんが、どの程度まで、以下のの拙ぶろぐに書いたように「そのまんまの剣道」が伝わっていけばいいのか・・・わかっていませんし、変容もしなくてはいけないのかもしれません、、、こういう観点でも剣道のことを今後も考えていきたいと思います。
幸運にも、今回イタリアにも行くことですし、いろいろと勉強をしてきたいと思っています。

> 拙ぶろぐ:剣道ってすばらしいのか?!

どうぞ、みなさまもご指導のほどよろしくお願い致します。

で、さて、さてさて、、、、、、
とある国の代表チームはアルファベットの国名を胴胸に象って、出陣するとか。
まぁ、このネタ的にはこまったなぁ・・・サッカー代表を批判したけど、言えないよ、ううう(汗)

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