剣道家をめざすセンセのぶろぐ。

「師弟同行」教うるは学ぶの半ばなり、、、どちらもまだまだです。

2012年 本務

楽しみな授業……ヲタクか???

30デシoverの小唐の鹿革
30デシoverの小唐の鹿革

ご無沙汰しております。

春場所、、、本場所として、授業も始まりました。
会社で立場的にちょっとだけエラくなり、その程度の立場上のバタバタと、風邪を引いたりして、ぶろぐ更新が滞ってしまいましたね、、、あはは、能力ないわ、あたくし(汗)

さて、TKBを離れ元服するくらいの日々がたちますが、一般体育というのが現職の立場であり、剣道のセンセとしては、だんだん剣道からははなれてきたのですが、ここ数年、デシがガンバったのもあって、指導力があるのではないか??と勘違いされることも多いようで、剣道の仕事依頼がくるようになりました。
そして、さらにこの春からも、もうとある出稼ぎ先でも剣道を指導する機会をあたえていただきました、、、すなおに楽しいんですよね。

この春から担当するところは、正直いうと競技偏重でやってきた私にとっては、まだまだ未熟な分野であり、未知の世界でもあるので、やる方もワクワクしているんです。
何がというと、「国際」とか、「日本」とかがつく「学」のなかで、剣道の実技も通して、剣道を展開してくれという授業なのです。

第1回のガイダンスを行ったのですが、受講生の真摯な目に撃ち抜かれましたね、、、頑張って勉強しますヨ!!!
これも、師弟同行ってとこですね、、、(^O^)/


ちなみに、なにを最初からどんな話をしたかというと、、、以下いろいろぶろぐで書いてきたことの寄せ集めでしょうかね。

まずは、剣道ってすばらしいんじゃないってことを、多くの写真を交えて、伝えてみようと思いました。
そして、まずはダンスや舞のように競わないとその独自性は残るということと、競技をしつつマーシャル・アーツ、コンバット・ゲームを展開すれば、世界各国の格闘形式の競技もあるわけでその独自性が消えていく、、、なんて考えながら、剣道の素晴らしさを触れてきたことを伝えてみようと思いました。
まぁ、アキバでのコスプレのような快感とか、中東のオシュレットに感動したのは余談ですよ・・・こっちのほうが食いつきがよかったような(笑)
意外とこの写真たちの食いつきはよかったですねぇ、、、ジャック・ロゲとか、虎の威を借るなんとかで、スポーツ関係の授業にあってこの上ない権威ですね、あはは。

> 拙ぶろぐ:剣道ってすばらしいのか?!

そして、「武」という感じの成り立ちから、コーチングと武道の話、基本の位置づけみたいなはなしをしました。
以下は半分は一緒に飲んだ時の話、そして「武」のほうは同じ先輩ですけどね、ブログをお借りしますね。

いやぁ、止まらなくなりそうで、、、こういうこっちが楽しく話していることって結構伝わるので止める人もなく、、、

> My Happy BUDOKA Life!:「武」の文字の意味ースガシカオの正体ー

> My Happy KEIBA Life!:六本木にて

> 拙ぶろぐ:「基本」:剣道の‘教え’を考える[2]

そして、最期は極めつけ、、、わたしの真骨頂???
剣道具の材料をとあるところから拝借して、、、
生革をだして、これを鞣すとバックの革になり、それを揉み込んでいくとクロザン革になっていくというのを見て、触ってもらいました。
また、小唐の鹿一頭分の紺革を持ち出し、鹿革は無数の穴が開いているんで、通気性がよくスポーツ用品としては非常に貴重な材料なんだとか、、、

> 拙ぶろぐ:古人の知恵「剣道具材料編」:ヲタクっぷり[2]

> 拙ぶろぐ:生革のはなし:ヲタクっぷり[14]

そう、完全ヲタクに講座なんです、、、止まらなくなりそうだったのですが、ガイダンスなんでそこそこに。
これでいいのかな???

しまいには、つづく次の剣道はやらなくてもいいクラスにもノリノリで、剣道しようといったら、半分は付き合ってやるといってくれました、、、このクラスのノリにも感謝。
仕事が楽しいのはやっぱりイイよね、、、

そして来週は「所作事」の右だ左だ、ってなことからアプローチできたらいいかなと思っています。
剣道のどういう側面が、国際や日本という範疇から、今の若者が関心を持ってくれるか、ほんとうに楽しみです。

> 拙ぶろぐ:右なのか?左なのか?:剣道の所作事におもう…

こうやって、いろいろとこのぶろぐに書いてきたことを還元できるような場を、最近与えてもらっているような感じです。
こういうことがあるから、常にこのぶろぐのようなことを考えたりできているのかもしれませんね。
となると、カテゴリーでわけてますけど、全部、「剣道論」も「剣道具考」も「指導修行」も「剣道work」も「本務」も「雑務」も仕事なんですかね(汗)
いやぁ、メリハリのない生活というかなんというか、、、専門家みたい。

兎にも角にも、いろいろと剣道に携わって生きていけることに感謝しつつ、新年度のご挨拶とします。

ウナ先輩、はやく武道論の勉強資料送ってください。
先輩の授業は一度、剣道具のヲタク講座をしにいかせていただきますから・・・Give and Takeでね(笑)

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