最近袴を作ってもらい、その職人さんとのやりとりに満悦していたのですが、、、ちょっと袴にいろいろな形状があるんじゃないかと気づき、それについて触れてみたいと思います。
今回は短編で、あまり御託は並べません。
つまり、これから勉強していこうと思っていることです。
前から勉強をするって言ってはいて、以下のポストもこれからしようと言ったことはぶり返さないでくださいね。
>拙ぶろぐ:剣道の袴の話、、、まだまだ勉強中につき:ヲタクっぷり[18]
さて、いにしえからあるのか、新たな工夫なのか、よくわかっていないのですが、最近の袴、つくり手のいろいろな工夫があるようにおもえます。
その一方で、業者は少なくなってきているってのも事実なんですが、、、袴は和裁の最終的なものと聞いたことがあります、袴がないと剣道もみすぼらしくなるかもしれませんので、ぜひ職人さんも途絶えないように祈りたいですね。
私の知っている拙い話では、、、昔から、後ろの方を高め(長め)に作る方が綺麗な線が出るとかいうのは聞いたことがあります。
事実、先日作成していただいたのは実際後ろの方がやや高くできています。
(あまり、論理的には理解できていないところもあります、、、先日つくっていただいた袴職人さんと今度、色止めを見てもらいつつ、話をしてみたいものです)
> 拙ぶろぐ:後継者という問題、、、この職人さんもそろそろ:ヲタクっぷり[45]
ここで、ちょっと用語チェックしておきたいと思います。
「袴腰」
上記、「袴腰」というのは、用語上は以下を示し、我々はそこから転じて立ち方について使うコトもあります。
そうはいっても、コレっていう確立された解釈はないのですが。
> 袴腰|コトバンク
1 袴の腰にあたる部分。男子用には台形の腰板を入れる。
2 鐘楼・鼓楼の下層の末広がりになった部分。
3 台形をしたもの。土手の断面や、行灯(あんどん)の下半分などにいう。
さて、では、冒頭やこれから掲載する写真の工夫が、袴腰ってことにつながるのかどうか、、、結局わかりません。
ただ、いま、いろいろと腰で履けていないというのが職人さんの悩み、そこからの工夫なのかもしれませんね。
つまり、袴の前身頃ばかりの工夫です。
かくいう私も、若かりし頃は、長い袴を履けるのがいいくらいに見栄を張った感じもありました。
いまではその頃より、2号は違います。
袴の1号は4センチですから、8センチも足が短くなったんですよ、、、(違
まぁ、ウェストや高い位置で袴を履くのはカッコ悪いですけどね。
とにかく、V字型のようにされたり、立体裁断のようにラウンド状になっていたり、前身頃の中に生地をあてていたり、紐を結ぶガイドラインのように仕込みがあったり、、、さまざまな工夫がされているんですね。
これらを履いてどうというのは書きませんし、ここでどうこう言うぶろぐではないと思っていますので、紹介までにしたいと思います。
いろいろとお持ちの袴でいいものがあったり、ここに紹介したもので、ここがいいということがありましたら、コメントでも入れていただけると幸いです。
結局、結論はないのですが、職人さんたちのさまざまな工夫を羅列して、このポストを綴じたいと思います。